歯科衛生士のお仕事紹介
2024年6月28日
皆さん、こんにちは😊
歯科衛生士の中村です!
もうすぐで7月ですね🎋
暑い夏も嫌ですが、ジメジメとした梅雨も早く終わって欲しいものです😥
さて、歯科医院に行ったら歯科衛生士を目にすることやクリーニングで担当者がいる方もいらっしゃると思います。
歯科衛生士はどんなお仕事しているの?と気になっている方も多いのではないでしょうか
今回は「歯科衛生士について」ご説明します。
歯科衛生士は国家資格を持った口腔ケアのスペシャリストです。
豊富な知識と高い技術、コミュニケーションスキルを持ったプロフェッショナルな専門職です。
歯科衛生士は街の歯科クリニックで働くだけではありません。
保健センター、総合病院、介護事業所、メーカーなど様々な場所で歯科衛生士は活躍しています。お口の健康が重視され、必要不可欠な職業です。
歯・口腔の健康は、おしゃべりしたり・自分の歯でおいしくご飯を食べるなど、健康で生き生きとした生活を送るための基本となります。
また、近年ではさまざまな研究から「歯・口腔の健康と全身の健康の関係」が大切なことが分かり、歯科衛生士の役割に関心が高まっています。
歯科衛生士は、口の中の病気を予防し更に衛生状態を向上させることを目的として、人々の歯と口腔の健康づくりをサポートする国家資格の専門職です。
仕事の内容は、主に次の三つの仕事が法律に定められており、それぞれに高い技術・豊富な知識を必要とします!
① 歯科予防処置
歯を失う原因の90%が「歯周病」と「むし歯」です。
この二つを歯科の二大疾患といい、国民の多くがこの病気にかかっています。
むし歯は、歯の表面についた細菌が糖分を分解し酸を作り、この酸によって歯のエナメル質が溶けて、むし歯が作られます。むし歯が進行すると、歯の深部にまで侵入し、神経や血管にまでダメージを与えることがあります。
歯周病は、歯ぐきや周りの組織に炎症が起こる病気です。歯垢(プラーク)と呼ばれる細菌や食物の残りが歯と歯ぐきの境目にたまり、炎症を起こします。
初期の段階では歯ぐきが腫れ出血が見られます。進行すると歯ぐきが退縮し、歯が抜けてしまうこともあります。
むし歯と歯周病を予防することができれば、自分の歯を一生保つことができます。
虫歯予防では「フッ化物塗布」等の薬物塗布、歯周病予防では歯垢(プラーク)や歯石など、口腔内の汚れを専門的に除去する「機械的歯面清掃」など、予防的な医療技術があります。
歯科衛生士は、このような歯科予防処置のプロフェッショナルです。
② 歯科診療の補助
歯科診療は、歯科医師を中心とした「チーム医療」として行われています。
その中で、歯科衛生士は歯科医師の診療補助するとともに、歯科医師の指示を受けて歯科治療の一部を担当するなど、歯科医師と一緒に患者さんの診療をします。
歯科診療補助の範囲はとても多く、歯科診療を円滑に行うために大切な役割を果たしています。
また、歯科医師と患者さんとのコミュニケ-ションに配慮し、信頼関係にもとづく心優しい歯科医療を行うためにも、歯科衛生士の役割がとても重要です。
③ 歯科保健指導
口の中のことについて専門的な立場として正しい知識や技術を伝えることで、患者様自身の日常生活を健康な状態に変えていくことが目的です。
そのため歯科の保健指導は、幼児期から高年期までの各ライフステージ、健康な人だけではなく、病気や障害のある人など、全ての人に必要なのです。
その中で、歯磨き指導を中心とした口腔清掃方法の指導は、患者様自身のケアのスキルアップを支援する大切な仕事です。
また、要介護者等や寝たきり者に対する訪問口腔ケアも重視され、さらに最近では、食育支援、高齢者や要介護者の食べ物をよく噛むこと、飲み込み力を強くする摂食・嚥下機能訓練も新たに歯科保健指導の分野として新たに注目されています。
今回は歯科衛生士について紹介しました。
歯科衛生士の仕事は多岐にわたり、とてもやりがいがあります😆
人の役に立つことができ社会貢献もできる素敵な職業です。
このブログをご覧になり少しでも歯科衛生士や歯科のことに興味をもって頂けたらうれしいです❗❗
皆さんのお口の健康を歯科衛生士がサポートさせて頂きます。
お口のことで悩んでいる方は是非当院にお越しください。ご来院をお待ちしています🎶