歯列矯正は何年かかる?種類別の治療期間と注意点
2025年8月28日
歯列矯正は何年かかる?種類別の治療期間と注意点
▼目次
1. 歯列矯正の治療期間と保定期間の違い
2. 歯列矯正にかかる年数はどのくらい?
3. 歯列矯正を計画通り進めるための注意点
4. 江東区南砂町の歯医者 南砂町リタ・デンタルクリニックの矯正歯科・インビザライン矯正治療
歯列矯正を検討するとき、多くの方がまず知りたいのが「どのくらいの期間がかかるのか」という点かもしれません。装置をつける期間だけでなく、外した後の安定期間も含めると、意外と長い時間を要する場合があります。治療方法や歯並びの状態、年齢、生活習慣によっても差が出るため、一概には言えませんが、全体の流れや目安を知っておくと計画が立てやすくなるでしょう。今回は、治療期間と保定期間、それぞれの違いや注意点について解説します。
1. 歯列矯正の治療期間と保定期間の違い
歯列矯正は、矯正装置を使って歯を動かす治療期間と、動かした歯を安定させる保定期間の二つの段階で構成されています。それぞれの役割や注意点は大きく異なります。
①治療期間
矯正装置を装着して歯を計画通りに移動させる時間です。歯は骨の中で少しずつしか動かせず、急激な移動はできません。短期間で無理に動かすと、歯や歯の周りの組織に負担がかかる恐れもあります。治療期間中は、月1回程度の通院で装置の調整や交換を行い、少しずつ歯を移動させます。ワイヤー矯正ではブラケットやワイヤーの調整、マウスピース矯正では新しいマウスピースへの交換が中心となります。
➁保定期間
歯の位置が整っても、骨や歯ぐきなどの周囲組織はすぐには安定しません。歯は元の位置に戻ろうとする「後戻り」の力が働きます。保定期間には、リテーナーと呼ばれる保定装置を装着し、歯並びを維持します。使用時間は初期はほぼ終日、その後は就寝時のみと徐々に短くすることが多いです。期間は一般的に2〜3年程度ですが、歯の動きやすさや後戻りのリスクによっては、より長期にわたる場合もあります。
➂期間の役割の違い
治療期間は「歯を動かす時間」、保定期間は「歯並びを安定させる時間」ともいえます。見た目や噛み合わせが整っても、保定を怠ると数か月で歯が動く可能性があるため、どちらの期間も欠かすことはできません。
矯正治療を始める際には、治療期間だけでなく保定期間の重要性も理解し、最初から全体のスケジュールを把握しておくことが望ましいでしょう。
2. 歯列矯正にかかる年数はどのくらい?
歯列矯正の期間は「歯を動かす期間(治療期間)」と「歯並びを安定させる期間(保定期間)」を合わせたものです。ここでは、症状の程度ごとに期間の目安を整理します。
<軽度の不正咬合の場合>
①治療期間
前歯の隙間や軽度のデコボコなど、比較的簡単な歯並びの調整は短期間で済むことが多いです。おおよそ6か月〜1年半程度が目安となります。
マウスピース矯正が選ばれることが多く、装着時間を守ることでスムーズな治療が期待されます。
②保定期間
歯の動きが早くても、元に戻ろうとする力も働きやすいため、2〜3年程度の保定期間が必要です。リテーナーの装着は基本的に就寝時が中心となります。
<中等度の不正咬合の場合>
①治療期間
歯の重なりが強い・前歯の突出・奥歯のズレなど、中等度の矯正では1年半〜2年半程度が目安です。このレベルでは、マウスピース矯正かワイヤー矯正かは症例によって適応が異なり、いずれも選択される可能性があります。
②保定期間
動かした歯を安定させるために、2〜3年程度のリテーナー使用が推奨されます。
歯の動きやすさによっては、就寝時のみ長期にわたって使うこともあります。
<重度の不正咬合・骨格的な問題がある場合>
①治療期間
顎の骨格に関係するズレや、歯列全体の大幅な移動が必要なケースでは、2年半〜3年以上かかることもあります。このような症状には、ワイヤー矯正が適する場合が多く、場合によっては外科的処置が併用されることもあります。
②保定期間
歯や顎の動きが大きい分、後戻りのリスクも高いため、3年程度の保定が勧められることが一般的です。必要に応じて、より長期間にわたるリテーナーの使用が求められる場合もあります。
矯正治療にかかる期間は「治療方法」よりも歯並びの状態や症状の重さに左右されます。
ワイヤー矯正かマウスピース矯正かは、それぞれの治療の適応範囲や生活スタイルに応じて選びましょう。
3. 歯列矯正を計画通り進めるための注意点
歯列矯正は計画通りに進む場合もあれば、予想以上に時間がかかることもあります。治療期間が延びる要因には、患者さん側の生活習慣や装置の使用状況、通院間隔などが影響します。計画通りに進めるためには、以下のような注意点を確認しておきましょう。
①矯正装置の使用ルールを守る
マウスピース矯正の場合は、1日20時間以上の装着が推奨されます。外している時間が長いと、歯の移動が計画より遅れる可能性があります。ワイヤー矯正では、装置の破損や部品の脱落を放置すると治療が停滞するため、異常を感じたら早めに歯医者へ連絡することが大切です。
➁通院スケジュールを守る
矯正治療は歯科医師による定期的な調整や確認が欠かせません。通院間隔が空きすぎると、歯の動きに遅れが生じる場合があります。特にワイヤー矯正では、調整を怠ると計画的な力がかからず、治療効果が弱まることがあります。
➂歯磨きと口腔ケアを丁寧に行う
特にワイヤー矯正の場合は、装置に食べ物やプラーク(歯垢)が残りやすく、むし歯や歯周病のリスクが高まる傾向があります。口腔内のトラブルが発生すると、治療を一時中断する必要が出る場合もあるため、日々のケアが重要です。マウスピース矯正の場合も磨き残しがあると同様のリスクがあります。歯間ブラシやタフトブラシ、フロスなどを活用しましょう。
④食事や生活習慣に配慮する
ワイヤー矯正の場合、硬い食べ物や粘着性のある食品は、装置の破損や脱落の原因になることがあります。また、爪を噛む、ペンをかむなどの癖も歯の移動に影響する可能性があります。装置を守るためにも、日常生活での意識が必要です。
⑤歯科医師へ相談する
治療中に装置の不快感や痛み、生活上の困りごとがあれば、自己判断せずに相談しましょう。特にマウスピース矯正では装置の適合具合が重要で、違和感を放置すると治療計画に影響することがあります。
⑥モチベーションを維持する工夫を取り入れる
長期にわたる治療では、途中で気持ちが落ちることがあります。定期的に治療前後の写真を見比べる、ゴール時期をカレンダーに書くなど、自分なりの励みになる工夫を持つと継続しやすくなるでしょう。
計画通りに治療を終えるためには、日常の小さな積み重ねが重要です。矯正は歯科医師と患者さんが協力して進める治療であることも意識し、適切な行動を心がけることが大切です。
4. 江東区南砂町の歯医者 南砂町リタ・デンタルクリニックの矯正歯科・インビザライン矯正治療
江東区南砂町にある歯医者「南砂町リタ・デンタルクリニック」では、大人のための歯列矯正(マウスピース矯正)に力を入れています。
目立ちにくく、ライフスタイルに合わせやすい「インビザライン」を採用し、患者さん一人ひとりに合った無理のない治療計画を大切にしています。
<当院の矯正歯科治療の特徴>
➀総合歯科として幅広いお口の悩みに対応
当院は一般歯科・口腔外科など幅広い診療に対応しているため、矯正中にむし歯や歯周病が見つかっても、他院へ転院する必要はありません。矯正開始前にしっかりと診査・診断を行い、必要に応じて治療を済ませてから矯正に進むことで、安心して治療を受けていただけます。
➁世界中で導入されている「インビザライン」を採用
マウスピース矯正には、世界中で実績のある「インビザライン」を導入しています。
iTeroスキャナーを用いることで、歯並びや噛み合わせを立体的にデータ化し、治療後のシミュレーションを可視化します。「治療後にどのように歯並びが変わるのか」を事前にイメージできます。
➂部分矯正や「後戻り」にも対応
矯正治療を終えた後に歯並びが元に戻ってしまうことを「後戻り」といいます。当院では全体矯正だけでなく、気になる部分だけを整える部分矯正にも対応。治療期間を短縮でき、費用も抑えられるため、「少し気になる箇所を整えたい」という方にもおすすめです。
治療前には必ず費用や期間について丁寧にご説明いたします。
まずは無料カウンセリングで、あなたの歯並びのお悩みをお聞かせください。
まとめ
歯列矯正は、歯を動かす「治療期間」と、歯並びを安定させる「保定期間」の2段階があります。
ワイヤー矯正の治療期間はおおよそ1年半〜3年、マウスピース矯正は1年〜2年半が目安とされ、保定期間はいずれも2〜3年程度必要です。全体で3〜6年かかることもあります。
期間は歯並びの状態や装置の種類、日常生活での装置の管理状況によって変わります。予定通りに進めるには、通院やケアを欠かさず、医師の指示に沿って進めることが大切です。
歯列矯正についてお悩みの方は、江東区、南砂町の歯医者 南砂町リタ・デンタルクリニックまでお問い合わせください。
監修:南砂町リタ・デンタルクリニック
院長 院長 松原 由和(まつばら よしかず)
【経歴】
2001年 明海大学歯学部 入学
2007年 松原歯科医院 入社
2012年 松原歯科退社後、都内歯科医院にて勤務
2022年1月 南砂町リタ・デンタルクリニック 開業
【所属学会・スタディーグループ】
・歯内療法会員
・顕微鏡学会
・JJIADS(日本臨床歯科研究会)ペリオコース受講修了
【修了セミナー】
・ストローマンインプラントコース 修了
・ノーベルバイオケアインプラントコース 修了
・マイティスアローインプラントコース 修了
・石井歯内療法ハンズオンコース 修了
・藤本研修会 歯内療法コース 修了
・その他、歯科関連セミナー多数受講
【専門分野】
・歯内療法(根管治療)
・インプラント治療
・歯周治療・ペリオドントロジー
・マイクロスコープを活用した精密治療








