根管治療のCT診断とは?何が分かるのかやメリット、注意点を解説
2026年9月2日
▼目次
1. 根管治療におけるCT診断とは?何が分かるのか
2. 根管治療でCT診断を行うメリット
3. 根管治療でCT診断が役立つケースと注意点
4. 江東区南砂町の歯医者 南砂町リタ・デンタルクリニックの根管治療
歯の痛みが続いていたり、「根管治療が必要」と診断されたりした際に、「CT診断を行います」と説明を受けることがあります。しかし、「CT診断では何が分かるのか」「レントゲンとの違いはあるのか」と疑問に思う方も多いのではないでしょうか。根管治療では、歯や根の状態を確認したうえで治療を進めることが大切です。今回は、根管治療におけるCT診断で何が分かるのか、メリットや役立つケース、注意点について、江東区南砂町の歯医者 南砂町リタ・デンタルクリニックが解説します。
根管治療では、歯の根の状態をできるだけ正確に把握することが大切です。ここでは、CT診断で何が分かるのかを紹介します。
①歯の根の形や本数を立体的に確認できる
歯の根の本数や形は人によって異なります。CT診断では三次元画像で確認できるため、複雑な根管の位置や方向を把握しやすくなります。
②根の先の炎症の広がりが分かる
根の先に炎症や膿がある場合、その範囲や周囲の骨の状態を立体的に確認できます。炎症の程度を把握することで、治療計画を検討する際の参考になります。
③歯のひびや破折の確認に役立つ
歯にひびや破折が疑われる場合、CT診断によって確認できることがあります。症状の原因を調べるための検査として活用されています。
④周囲の骨や神経との位置関係を確認できる
特に奥歯では、神経や上顎洞との位置関係を把握することが重要です。CT診断によって周囲の組織との位置関係を立体的に確認でき、治療方法を検討する際の参考になります。
CT診断は歯だけではなく、その周囲の骨や組織まで立体的に確認できる検査です。得られた情報をもとに、一人ひとりのお口の状態に合わせた治療方針を検討する際に活用されています。
CT診断はすべての根管治療で必要になるわけではありませんが、症例によっては治療方針を検討する際の参考となる情報が得られる検査です。ここでは主なメリットを説明します。
①立体画像で状態を把握しやすい
一般的なレントゲンは平面的な画像ですが、CT診断では立体的に確認できます。重なって見えにくい部分も観察しやすい点が特徴です。
②治療計画を立てる際に役立つ
根管の形や炎症の位置を確認することで、それぞれの状態に合わせた治療計画を立てやすくなります。
③再治療が必要な原因を調べやすい
一度根管治療を受けた歯に症状が再発した場合でも、原因を調べるためにCT診断が行われることがあります。見落とされていた根管や炎症の有無を確認する際の参考になります。
④患者さんへの説明に活用しやすい
立体画像を見ながら説明を受けることで、お口の状態や治療内容を理解しやすくなります。治療への疑問や不安について相談するきっかけになります。
⑤抜歯が必要かどうかの判断材料になることがある
歯を残せる可能性があるかどうかを検討する際にも、CT診断の情報が参考になる場合があります。ただし、最終的な判断は症状や検査結果を総合的に考慮して行われます。
CT診断は、治療方針を検討する際の参考となる情報が得られる点がメリットです。必要に応じて活用することで、一人ひとりのお口の状態に合わせた治療計画を立てる際の参考になります。
CT診断は治療方針を検討する際の参考となる情報が得られる検査ですが、すべてのケースで実施されるわけではありません。適応や注意点について理解しておきましょう。
①根管の形が複雑なケース
奥歯など根管の数や形が複雑な歯では、CT診断によって状態を把握しやすくなることがあります。
②根管治療をしても症状が改善しないケース
治療後も痛みや違和感が続く場合、原因を調べるためにCT診断が検討されることがあります。
③歯の破折が疑われるケース
歯にひびや破折があると、根管治療だけでは対応が難しい場合があります。CT診断は原因を確認するための検査として活用されることがあります。
④被ばくや費用について理解する
歯科用CTは医科用CTより被ばく線量が少ないとされていますが、放射線を使用する検査です。また、保険適用の有無や費用は症例によって異なるため、事前に確認しておきましょう。
⑤歯科医師と相談して必要性を判断する
CT診断が必要かどうかは、お口の状態や症状によって異なります。不明な点があれば、歯科医師へ相談し、検査の目的やメリットについて確認したうえで、納得して検査を受けましょう。
CT診断は根管治療に役立つ検査の一つですが、すべての症例で必要になるわけではありません。CT診断の必要性について歯科医師と相談し、ご自身の状態に合った検査や根管治療を選択しましょう。
固定文待ち
根管治療では、歯の内部や根の先の状態を確認したうえで治療を進めることが大切です。CT診断を活用することで、根管の形や炎症の広がり、周囲の骨との位置関係などを立体的に確認し、治療計画を検討する際の参考になります。一方で、CT診断はすべての症例で必要となるわけではなく、症状や歯の状態に応じて行うかどうかが判断されます。根管治療やCT診断についてご不明な点やご相談がある方は、江東区南砂町の歯医者 南砂町リタ・デンタルクリニックまでお問い合わせください。
監修:南砂町リタ・デンタルクリニック
院長 院長 松原 由和(まつばら よしかず)
【経歴】
2001年 明海大学歯学部 入学
2007年 松原歯科医院 入社
2012年 松原歯科退社後、都内歯科医院にて勤務
2022年1月 南砂町リタ・デンタルクリニック 開業
【所属学会・スタディーグループ】
・歯内療法会員
・顕微鏡学会
・JJIADS(日本臨床歯科研究会)ペリオコース受講修了
【修了セミナー】
・ストローマンインプラントコース 修了
・ノーベルバイオケアインプラントコース 修了
・マイティスアローインプラントコース 修了
・石井歯内療法ハンズオンコース 修了
・藤本研修会 歯内療法コース 修了
・その他、歯科関連セミナー多数受講
【専門分野】
・歯内療法(根管治療)
・インプラント治療
・歯周治療・ペリオドントロジー
・マイクロスコープを活用した精密治療







